11月の給食献立を紹介します!

11月27日(木)

ごはん 牛乳 納豆 煮合い キムチ鍋 

 今日は茨城県の郷土料理「煮合い」です。煮合いは、水戸市のあたりで昔から大切にされてきた郷土理です。「煮合い」という名前は、たくさんの野菜やきのこ、油揚げを一緒に「煮て」、最後にお酢を加えて「あえる」ことからついたと言われています。もともとは、お正月やお祝い事など、人が集まるハレの日(特別な日)には欠かせない、大切なおもてなし料理でした。普通の煮物と違って、最後にお酢を入れるのが「煮合い」の大きな特徴です。酸っぱい味には、食欲を出す働きがあります。また、お酢のおかげで食べ物が腐りにくく、作った後も味が変わりにくいので、長い間保存することができます。

 さらに、茨城県といえば「納豆」ですね!納豆は、よ~くかき混ぜて、ネバネバをたくさん出すと、よりおいしくなるそうですよ。独特のにおいがあるので、苦手な人には辛いかもしれませんが、「おいしい!」とごはんを完食している児童が多かったです。

11月28日(金)

ごはん 牛乳 鶏肉の青のり揚げ(2.2.2.3)

ナムル(塩中華ドレッシング) ワンタンスープ

 クイズ!次の料理に共通する食べ物は何でしょう?「お好み焼き、たこ焼き、焼きそば、ちくわの磯辺揚げ」…正解は「青のり」です。青のりは、おにぎりに巻く黒いのりと同じ「海藻」の仲間です。小さいけれど、体によい栄養がたくさん詰まっています。まずは「カルシウム」です。牛乳と同じように、みなさんの骨や歯を丈夫にしてくれます。青のりの風味や磯の香りは、食欲をそそるいい香りがしますね。また、海藻には「うま味」が多く含まれているので、塩味を抑えてもおいしく感じられる効果があります。今日の給食の青のり揚げはいかがでしょうか?下膳された容器の中は空っぽのクラスもあり、おいしく食べてくれてうれしいです。

~ 茨城をたべようWeek・給食パクパク週間 ~

11月21日(金)

ガパオライス(ごはん ガパオライスの具) 牛乳

厚焼卵 タアサイの中華スープ ヨーグルト

 今日の常総市産食材は、ごはん、にんじん、タアサイ、キャベツ、ねぎです。茨城県産食材は、鶏肉、卵、豚肉、牛乳、ピーマン、れんこん、もやしです。

 みなさんは「タアサイ」という野菜をsっていますか?タアサイは、中国からやってきたアブラナ科の仲間で、冬に旬を迎える野菜です。小松菜やほうれん草に似ている印象がありますが、特徴的な形をしています。地面につぶれたように葉っぱが広がって、株全体が平らになっています。これは、寒い風が当たらないように、葉っぱを広げて寒さから身を守るための工夫です。

 葉っぱは丸く、縮れています。色は濃い緑色で、厚みがありますが、柔らかく、苦みもないので食べやすいです。霜や寒さに当たると、ぐっと甘みが増すので、これからの時期にどんどんおいしくなっていく野菜です。今日のタアサイは常総市産です。生産者の方が大切に育てた常総市産のタアサイをおいしく味わっていただきました!

11月26日(水)

コッペパン(りんごジャム) 牛乳

豆乳コーンコロッケ ごぼうサラダ

ウインナーと白菜のスープ

 今日はコッペパンにりんごジャムをつけて食べましょう。ジャムは、果物と砂糖を煮詰めて作られます。とれる季節が決まっている果物でも、ジャムにすることで腐りにくくなり、長い期間楽しむことができます。また、果物に含まれる「ペクチン」という成分は、煮詰めることで体に吸収されやすくなり、おなかの調子を整えるのを手伝ってくれます。

 実は、秋から冬にかけて、りんごがおいしい時期です。「1日1個のりんごは医者いらず」ということわざがあるくらい、りんごにはみんなの体を元気にするパワーがいっぱい詰まっています。給食ではりんごジャム、おうちでは旬のりんごをおいしくいただきましょう。

~ 給食パクパク週間・茨城をたべようWeek ~

11月19日(水)

米パン 牛乳 つくば鶏のチキンカツ(ソース)

水菜のサラダ(ソイドレッシング)

白菜のクリーム煮

 今日の常総市産の食材は、にんじん、キャベツ、きゅうり、はくさい、ねぎです。茨城県産の食材は、米パン、鶏肉、牛乳、水菜、マッシュルームです。

 今日のサラダには、シャキシャキとした細い葉っぱの野菜「水菜」が入っています。水菜は、昔から日本で作られてきた野菜で、主に京都で育てられてきたので、「京菜(きょうな)」と呼ばれることもあります。実は茨城県は水菜の生産量が全国1位です。また、水菜にはみなさんの体を病気から守ってくれる「ビタミンC」や、骨や歯を強くする「カルシウム」も入っています。水菜のシャキシャキとした食感が「おいしい!」といって完食している児童が多かったです。

~ 給食パクパク週間・茨城をたべようWeek ~

~ 全校一斉いばらき美味しお給食 ~

11月20日(木)

ごはん 牛乳 豚肉のカレーマヨネーズ焼き

小松菜のソテー さつま汁

 11月20日の給食は、茨城県内全校一斉茨城美味しお給食です。「美味しお給食」とは、おいしく減塩している給食です。

 茨城県民は、生活習慣病といわれている病気になってしまう人が多い傾向があります。生活習慣病の予防の一つに減塩がありますが、茨城県民は全国平均より、食塩を多く摂取しています。そこで、茨城県では、毎月20日を「いばらき美味しおDay」と定めました。減塩というと味がうすくて物足りなく感じそうですが、工夫次第でおいしく食べることができます。

 今回のメニューは、豚肉のカレーマヨネーズ焼き、小松菜のソテー、さつま汁です。常総市産や茨城県産の野菜をたっぷり使用し、食べやすい味付けに仕上げています。豚肉のカレーマヨネーズ焼きには、カレー粉にガラムマサラを足し、スパイスの風味でおいしく減塩することができるようにしました。今日の給食の食塩量は、小学校中学年1.8g、中学生2.2gです。どのメニューも残さず食べる児童が多く、おいしくいただきました。

~ 給食パクパク週間・茨城をたべようWeek ~

11月18日(火)

ごはん 牛乳 いなだの色付け ごぼうのピリ辛味噌炒め かぶのみぞれ汁

 今日の常総市産の食材は、ごはん、にんじん、かぶ、ねぎ、とうがんです。茨城県産食材はいなだ、豚肉、鶏肉、豆腐、牛乳、ピーマン、ごぼう、しめじ、こんにゃくです。

 今日の給食の魚は「いなだ」です。いなだには、みなさんの頭の働きをよくしたり、血をサラサラにして体を元気にしてくれたりする「DHA」という栄養がたっぷり入っています。また、いなだは大きくなるにつれて名前が変わる「出世魚」という、おめでたい魚です。今日は中くらいの大きさの「いなだ」ですが、もっと大きくなると「ぶり」という名前になります。味にクセがない魚で、ごはんによく合う味付けです。魚が苦手な人も、一口はチャレンジしてみましょう。

 今日の「かぶのみぞれ汁」には常総市産のかぶが使われていますが、常総市の農家の方が納品してくださったかぶは、とっても『おおきなかぶ』でした!隣に並べたみかんとは比べ物にならないくらいの大きさですね!

~給食パクパク週間・茨城をたべようWeek~

~ 郷土料理(茨城県) ~

11月17日(月)

つけけんちんうどん(ソフトめん つけけんちん汁)

牛乳 さつまいもと大豆の揚げ煮

キャベツとしらすのサラダ(和風ドレッシング)

 今週は「茨城をたべようWeek」です。今週の給食は、常総市や茨城県でとれた食べ物をたくさん使っています。今日の常総市産の食材は、大根、ねぎ、キャベツ、きゅうり、さといも、さつまいもです。茨城県産の食材は、ソフトめん、鶏肉、油揚げ、牛乳、しらす、ごぼう、しめじ、もやし、きくらげです。みなさんが住んでいる地域ではどんな食べ物が作られているのか、給食から調べてみるのも素敵ですね。

 また、今日から「給食パクパク週間」です。子どもたちは自分の目標が達成できるように、意欲的に給食を食べていました。

11月12日(水)

コッペパン 牛乳 鮭タルタルフライ

チリコンカン コンソメスープ

 チリコンカンは、ひき肉と豆をトマトや玉ねぎなどの野菜と一緒に煮込んだ、アメリカのテキサス州生まれの料理です。「チリコンカン」は、もともとスペイン語で「チリ(唐辛子)とカルネ(肉)」という意味の「チリ・コン・カルネ」からきています。今日の給食では、大豆・ひよこ豆・赤いんげん豆・青えんどう豆という4種類の豆を使っています。給食で色々な国の料理を味わうことは、その国の文化を知ることにもつながりますね。

 また、明日11月13日は「茨城県民の日」です。みなさんが住んでいる茨城県はどのようなところでしょうか?茨城県は、広い土地と豊かな自然に恵まれていて、みんなの体を元気に育てる、おいしい食べ物がたーくさんあります。ぜひ茨城県の魅力を発見してみましょう。

11月14日(金)

ハヤシライス(麦ごはん ハヤシシチュー) 

発酵乳 チキンナゲット(2.2.2.3)

フルーツみかんゼリー和え

 今日は発酵乳です。「ヨーグルト」や「飲むヨーグルト」、「ヤクルト」「ジョア」などは、すべて発酵乳の仲間です。発酵乳は、牛乳に「乳酸菌」いう体によい菌を加えて、発酵させて作ります。発酵乳が体によいと言われる一番の理由は、この乳酸菌がみんなの腸で大活躍してくれるからです。腸の中には、体によい働きをする「善玉菌」や、悪い働きをする「悪玉菌」など、たくさんの細菌が住んでいます。これが「腸内細菌」です。乳酸菌は、この腸内細菌のバランスを整える善玉菌を増やし、腸内環境をよくしてくれます。腸内環境が整うと、おなかの調子が整ったり、免疫力が高まって病気に負けない体を作ったりします。発酵乳には、みんなの骨や歯を丈夫にするカルシウムもたっぷり入っていますね。

11月10日(月)

塩トマトうどん(ソフトめん 塩トマトスープ)

牛乳 かまぼこフライ(2.2.2.3)

秋野菜サラダ(ごまドレッシング)

 今日のソフトめんのスープは新メニュー「塩トマトスープ」です。塩ラーメンのスープに、真っ赤なトマトをたっぷり入れました。トマトが入ることで、スープにさわやかな酸味とコクが加わっておいしくなります。トマトの赤い色の素は「リコピン」という成分で、みんなが病気に負けない、強い体を作るのを助けてくれます。ビタミンCも多く、かぜをひきにくくしたり、お肌やのど、鼻の粘膜を強くしたりしてくれます。そして、トマトには「うま味」成分がたくさん!このうま味のおかげで、塩分が控えめなスープでも、しっかりおいしく感じることができます。トマトなどの「うま味」が強い食材を使うと、少ない塩分でも味に満足できるため、「減塩」に役立ちますね。お味はいかがでしょうか?

11月11日(火)

ごはん 牛乳 ハンバーグデミグラスソース

ひじきの炒め煮 なめこの味噌汁

 なめこは、つるつるした食感が楽しいきのこです。味噌汁に使うことが多いなめこは、ほとんどが水分ですが、食物繊維が多く、おなかの中をきれいにしてくれます。また、ビタミンDという栄養が多く、骨や歯を丈夫にするカルシウムが、体に吸収されるのを助けてくれる働きがあります。一年中見かけるきのこですが、秋に旬を迎えます。なめこのぬるぬるを楽しみながら、秋の味覚をしっかり味わって食べましょう。

 今日11月11日は「ポッキー&プリッツの日」や「チンアナゴの日」など、記念日がたくさんありますが、常総市といえば「うまい棒の日」でもあります。「うまい棒の日」は、2019年に発売40周年を迎えたことを記念して制定されたそうです。みなさんなら、11月11日を何の日に制定しますか?

11月6日(木)

ごはん 牛乳 鶏肉のバーベキューソース

炒り豆腐 じゃがいもの味噌汁

 今日は炒り豆腐についてです。炒り豆腐は、くずした豆腐とにんじんやひき肉などの具材を、だしと調味料で一緒に炒め煮にした、昔ながらの和食料理です。

 いろいろな料理に登場する豆腐は、私たち日本人にとって欠かせない大切な食材です。豆腐は、大豆からできています 。大豆を水につけてすりつぶし、煮てから絞った「豆乳」に「にがり」を加えて固めると豆腐になります。大豆と同じように、体を作るたんぱく質が多く、骨や歯を強くするカルシウムも含まれています。

 たくさんの具材と豆腐でつくる、やさしい味わいの炒り豆腐をおいしくいただきましょう。

~ 世界の料理(台湾) ~

11月7日(金)

ルーローハン(ごはん ルーローハンの具)

牛乳 ビーフンスープ 台湾バナナ蒸しパン

 台湾はアジアの西太平洋地域に位置し、日差しがたっぷりで適度な雨が降る温暖な気候をしています。屋台料理や果物をはじめ、日本でもよく食べられているビーフンや小籠包など、おいしいグルメがたくさんあります。

 屋台料理の中でも人気のルーローハンは、豚肉を甘辛いたれで煮込んだものを、あたたかいごはんの上にのせた丼ぶりの料理です。本場のルーローハンは、スパイスを入れて煮込みますが、給食では食べやすいようにアレンジをしています。

 また、今日の蒸しパンには「台湾バナナ」を混ぜ込みました。台湾バナナは、ほかの国のバナナに比べて成長期間が長いため、より甘く、濃厚な味わいをしています。

 今日は「立冬」です。まだそこまで寒くない日もありますが、カレンダーではこの日から冬の季節になります。立冬を過ぎると、朝晩の冷え込みがだんだん強くなって、冬の気配をより感じられるようになりますね。冬が本格的に始まると、かぜなどをひきやすくなるので、みんなで冬の準備を始めましょう。給食では体を温めてくれる汁物をしっかり食べて、旬の野菜(ねぎ、白菜、大根など)を食べて栄養をたっぷり補給しましょう。そして、手洗いやうがいを忘れずに、規則正しい生活を心掛けましょう。

~読書週間献立 10/27~11/9は読書週間!~

『給食アンサンブル』からミルメーク/麻婆豆腐

11月4日(火)

ごはん 牛乳(コーヒー牛乳のもと) 

揚げ餃子(2.2.2.3) マーボー豆腐 

もやしの中華スープ

 常総市は、鬼怒川と小貝川の二つの大きな川に挟まれており、豊かな土地と豊富な水に恵まれています。この恵まれた環境が、おいしいお米を育てるのにピッタリです。

 給食でみなさんが食べているごはんは、いつも常総市産のコシヒカリです。4~5月にかけて植えた稲が成長し、9月に収穫の時期を迎えます。11月から給食のお米が新米になりました。新米とは、その年に収穫されたお米のことです。新米は、水分が多くてやわらかく、つやつやしていて、ふっくらした炊きあがりが特徴です。さらに、お米本来の甘みや香りも楽しめます。給食のごはんをよく見てみてください。お米の一粒一粒がキラキラと光っていませんか?それは、お米農家の方々が手間ひまかけて育ててくれた証拠です。感謝の気持ちを込めて、味わって、なるべく残さず食べられるといいですね。

~読書週間献立 10/27~11/9は読書週間!~

『給食アンサンブル2』からミートボール/クリームシチュー

11月5日(水)

黒糖パン 牛乳 ミートボールのトマト煮

ブロッコリーサラダ(イタリアンドレッシング)

クリームシチュー

 今月は、常総市や茨城県でとれた食べ物が給食にたくさん登場します。みなさんが住んでいる土地(常総市や茨城県)でとれた食べ物のことを「地場産物」といいます。地場産物を食べることには、3つのよいことがあります。①近くの畑や田んぼでとれたばかりの野菜やお米を使っているので、新鮮でおいしい!②だれが、どこで、どんな風に作っているのかが分かるので、安心!③地場産物を食べることで、常総市や茨城県で農業をがんばっている農家さんたちを応援!

 みなさんの「おいしい!」という笑顔が、農家さんの元気の源です。給食で地場産物を見つけたら、「この野菜は常総市で育ったんだな」と、作ってくれた人に感謝しながら、残さずいただきましょう。

※今日の常総市産食材:きゅうり、はくさい、さつまいも