10月の給食献立を紹介します!

10月16日(木)

ごはん 牛乳 ちくわのかば焼き(1.2.2.2)

なすの味噌炒め 鶏塩汁

 10月16日は「世界食糧デー」です。みなさんは、毎日ごはんを食べられることが「あたりまえ」だと思っていませんか?世界には、十分な食べ物がなくて、お腹をすかせたり、病気になったりしている人がたくさんいます。特に、小さな子どもたちの成長にも大きな影響が出ています。世界食糧デーは、国連という世界中の国が集まる組織が「世界中の人が、いつでも安全で栄養のある食べ物を食べられるようにしよう!」と決めた、世界共通の大切な日です。

 遠い国の大きな問題に感じるかもしれませんが、私たちにできることは「食品ロス(まだ食べられるのに捨てられてしまう食べ物)」を減らすことです。食べ物を無駄にしないことは、食べ物がなくて困っている人々を助け、地球環境を守ることにもつながります。食べ物の命に感謝して、好き嫌いせずに、いろいろな食べ物に挑戦してみましょう。

10月17日(金)

ソースカツ丼(ごはん ソースカツ) 牛乳

キャベツのサラダ(柑橘ドレッシング) こしね汁

 群馬県は、関東地方の北西部に位置する県で、海に面していない内陸県です。草津温泉や世界遺産の富岡製糸場などの観光スポットがあります。今月は、群馬県富岡市の郷土料理である「こしね汁」が登場します。

 こしね汁は、群馬県の甘楽・富岡地域の名産品である「こんにゃく、しいたけ、ねぎ」を使用していることから、頭文字をとって「こしね汁」と呼ばれています。他に入れる野菜や味付けは家庭によってさまざまで、ごぼうや里いも、にんじん、豆腐、豚肉など、地域で採れる農畜産物を入れることが多いです。給食では、群馬県産のこんにゃくいもで作られたこんにゃくや、茨城県の野菜がたくさん入っています。「食べるみそ汁」と呼ばれるこしね汁を味わってみてください。

~ 常総市内統一献立 ~

10月14日(火)

ごはん 牛乳 ハニー照り焼きチキン

さつまいもサラダ(和風クリーミードレッシング)

卵のトロっとスープ

 私たちが住んでいる茨城県は、さつまいも作りがとても盛んです。実は、茨城県はさつまいもの収穫量が全国で第2位になるほどたくさん作っています。茨城県の広い畑と水はけのよい土が、甘くておいしいさつまいもを育てるのにぴったりです。

 さつまいもは、「焼き芋」や「ふかし芋」にするのはもちろん、大学芋やさつまいもごはん、天ぷら、干し芋などもおいしいですね。皮の近くにも栄養があるので、よく洗って皮ごと食べると、さつまいものパワーをまるごといただけます。今日は茨城県産のさつまいもをサラダにしました。地元の自慢の味を、しっかり味わってみましょう。

10月15日(水)

シュプールパン 牛乳 豆乳コロッケ

ポークビーンズ 白菜のコンソメスープ

 今日はポークビーンズに大豆が使われています。今日の給食には他にも大豆を使った料理があります。どの料理かわかりますか?正解はコロッケに使われている豆乳です。

 豆乳には、みんなの体を作るのに大切な栄養がたくさん入っています。大豆に含まれるたんぱく質は、みなさんの体や筋肉、血液を作るもとになります。体の中でゆっくりと吸収されるので、お腹がすきにくく、元気な体を長く保つのに役立ちます!また、豆乳に入っているオリゴ糖は、お腹の中にいるよい菌(善玉菌)のエサになるため、お腹の調子を整えるのにぴったりです。さらに、豆乳には血液を作るのに必要な鉄分がたくさん入っています。鉄分が足りないと、体がだるくなったり、疲れやすくなったりするので、成長期のみなさんにはとても大事な栄養です。豆乳の味が苦手な人は、料理に使ったり、味付けされた調整豆乳を試してみたりしましょう。

~ 目の愛護デー献立 10/10は目の愛護デー ~

10月9日(木)

ごはん 発酵乳(ブルーベリー)

さばのみりん干し焼き

ビタミンサラダ(ノンエッグマヨネーズ)

野菜と肉団子のスープ

 10月10日は「目の愛護デー」です。10の文字を横にすると眉と目に見えることから制定されました。目が疲れたときは、遠くを見たり、目を休めたりすることがいちばんですが、目を健康にしてくれる栄養をとることも大切です。

 「目のビタミン」ともいわれるビタミンA(カロテン)は緑黄色野菜やうなぎ、レバーなどに多く含まれます。また、同じく目によいとされるビタミンB群は豚肉やにんにく、魚、卵などに多く含まれます。しかし、目の健康には、食べ物からいろいろな栄養素をバランスよくとることが大切です。今日は目の健康について考え、目を労わる1日にしましょう。

10月10日(金)

ごはん 牛乳 ジャンボ餃子 きんぴらごぼう

ごま味噌豆乳鍋

 10月の第2月曜日は「スポーツの日」ですが、昔は10月10日が「体育の日」で、みんなでスポーツを楽しむ日でした。

 元気いっぱいに運動するためには、運動で使うパワー(エネルギー)のもとになるごはんやパン、めん類、いも類を食べることが大切です。そして、運動して疲れたり、筋肉を使ったりしたときは、体を休ませるとともに、肉、魚、卵、大豆製品(豆腐や納豆など)に多く含まれるたんぱく質をしっかりとることで、体の回復が早まります。さらに、激しい運動をして、体が疲れたときに病気から体を守ってくれる野菜や果物もしっかりとりましょう。バランスよく食べて、毎日元気いっぱいに体を動かしてくださいね。

10月7日(火)

ごはん 牛乳 鶏肉のねぎ味噌焼き

切り干し大根の煮物 ちゃんこ汁

 10月7日は「おなかを大切にする日」だそうです。季節の変わり目でおなかの調子が崩れやすい時期に、腸活への関心を高め、おなかの調子を整えて健康な生活を送ってもらうことが目的です。

 おなかの調子をよくするためには、おなかの掃除屋さん「食物繊維」が多い食べ物を食べることが大切です。野菜やきのこ、海藻類、豆類、果物をよくかんで食べましょう。また、おなかの中には、体の健康を守ってくれるよい菌がたくさん住んでいます。この菌を元気にして、数を増やしてくれるヨーグルトや納豆などの「発酵食品」を積極的に取り入れましょう。さらに「水分」をしっかりとるとることも大切です。飲む水以外にも、食事からも水分が摂取できます。牛乳や汁物もしっかり飲みましょう。

 食物繊維、発酵食品、水分の3つを意識して、毎日快調で元気なおなかを作ってくださいね。

10月8日(水)

コッペパン 牛乳 ハムカツ

スパゲッティサラダ(たまねぎドレッシング)

クリームスープ

 今日のクリームスープには、ある「きのこ」が使われています。名前は何というでしょうか?…正解は「マッシュルーム」です。シチューやスープ、ピザなどで、丸くてかわいい形のきのこを見たことはありますか?それが、マッシュルームです。

 マッシュルームは、世界中で一番たくさん食べられている人気のきのこです。白いものが一般的ですが、茶色っぽいマッシュルーム(ブラウンマッシュルーム)もあります。マッシュルームには、「うま味」成分がたくさん入っています。このうま味が、シチューやスープ、オムレツなどを、もっともっとおいしくしてくれます。きのこが苦手な人も、一口は食べてみましょう。

10月3日(金)

ごはん 牛乳 かにシューマイ(1.2.2.2)

チンジャオロース もやしの中華スープ

 今日は「中華料理」です。ラーメンや餃子、チャーハンなど、みなさんが好きな料理がたくさんありますね。中華料理には、みんなが元気いっぱいになるための工夫がたくさんあります。中華料理は、中国という広い国で生まれた料理です。広い中国では、場所によって料理の味が異なり、寒い地域では小麦粉を使っためんや餃子、肉まんがよく食べられているそうです。暑い地域では、唐辛子でピリッと辛くして、食欲をわかせる料理が多くなります。

 また、中華料理では「青(緑)・赤・黄・白・黒」の五つの色を大切にする考え方があります。この五色をバランスよく入れることで、見た目もきれいで、栄養バランスのとれた料理になります。今日の給食には、何色の食べ物が使われているかな?

10月6日(月)

カレー南蛮うどん(ソフトめん カレー南蛮汁) 牛乳

揚げたこ焼き(2.2.2.3) 小松菜のお浸し(醤油)

 今日の小皿のおかずは「小松菜のお浸し」です。「お浸し」という名前は、「野菜をだしや調味料にひたして味をつける」という作り方からきています。野菜の自然な味を楽しみながら、おいしく食べられる料理です。シンプルな味なので、どんなおかずとも相性がよいのが特徴です。また、野菜は茹でると「かさ」が減るので、生で食べるよりもたくさんの量を一度に食べられるます。

 小松菜は、給食の味噌汁やサラダにもよく入っています。いつも給食に使われている理由は、骨や歯を強くする「カルシウム」、病気から体を守る「ビタミンC」、貧血を予防する「鉄分」が多く含まれているからです。野菜の味を感じてみましょう。

10月1日(水)

コッペパン 牛乳 豆腐ナゲット(2.2.2.3)

チキンサラダ(サウザンアイランドドレッシング)

コーンポタージュ

 みなさんは「食品ロス」という言葉を聞いたことがありますか?食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食べ物のことです。日本中では、毎日たくさんの食べ物が捨てられています。もったいないですね。では、給食の食品ロスはどうでしょうか?食べ終わった後の自分の食器や丸缶の中をのぞいてみましょう。

 10月は「食品ロス削減月間」です。みなさんに食べ物を大切にする気持ちをもってほしいという願いが込められています。みなさんは、なるべく残さず食べることで感謝の気持ちを伝えられるといいですね。

~ お月見献立 10/6(月)は「十五夜」です!~

10月2日(木)

そぼろ丼(ごはん そぼろ丼の具) 牛乳

けんちん汁 フルーツ白玉

 昔の日本で使われていた、月の満ち欠けをもとにしたこよみ(旧暦)では、毎月15日の夜は必ず満月になりました。その中でも、特に旧暦8月15日の満月は「中秋の名月」、「十五夜」と呼ばれ、1年の満月の中でも一番美しい満月とされています。十五夜には、稲穂に見立てたすすきと、収穫された里いもなどをお供えし、秋の実りを祝います。そのため「いも名月」と呼ばれることもあります。

 今年の十五夜は10月6日(月)ですが、一足先に十五夜の行事食を取り入れています。けんちん汁には里芋、デザートには満月の形に似せて、月見団子を食べることから、まんまるの白玉が入っています。みなさんも、秋の恵みに感謝して、楽しくお月見の食べ物を味わってみましょう。白玉は、つるつるしてのどに詰まりやすいので、よくかんで食べてくださいね。