12月の給食献立を紹介します!

12月20日(金)

~ 冬至献立 ~

ごはん 牛乳 たらのゆずソースかけ かぼちゃのそぼろ煮 七運味噌汁

 冬至は1年で最も太陽の出ている時間が短い日で、この日を境に少しずつ日が長くなっていくことから、「一陽来復(いちようらいふく):冬が終わり、春になること」とも呼ばれます。昔の人は、太陽の力が弱まると人間の運気も衰えると考えられていたことから、冬至の日に、かぼちゃやあずきを食べて力をつけ、ゆず湯で身を清めて、幸運を呼び込み、無病息災を願う風習が生まれました。みなさんや家族の幸せを願いながら冬至の風習を取り入れてみましょう。

 七運味噌汁には、7つの「ん」のつく食材が入っています。さて何が入っているでしょう?…①にんじん、②さやいんげん、③ほうれん草、④だいこん、⑤れんこん、⑥こんにゃく、⑦さつまいも(かんしょ)です。たくさんの運がつくようにと願って食べられます。昔、作物の不作に苦しんだお百姓さんが「運(ん)」のつく7つの食材を入れた七運汁を作り、豊作の祈願をしながら食べたら、翌年は豊作になったといういわれがあります。みなさんにも幸運が訪れますように・・・

 2年生から、給食センター調理員さんへ感謝のお手紙をいただきました!これからもおいしい給食を届けたいと思います。ぜひ、みなさんも感謝を込めて、おいしくいただきましょう。

12月18日(水)

米パン(黒豆きな粉クリーム) 牛乳 オムレツ

鶏肉のメキシコ煮 野菜のカレースープ

 今日は米パンに黒豆きな粉クリームをつけて食べましょう。黒豆は正月のおせち料理でよく食べられます。おせち料理には、昔の人の知恵と幸せに暮らしたいという願いが込められています。黒豆は「いつまでもまめに暮らせますように」という願いが込められていて、「まめに」とは「元気に」という意味があります。黒豆は、大豆の仲間で、体の中で血や肉になるたんぱく質やカルシウム、鉄分が多く含まれています。豆が苦手な人もきな粉にすると食べやすいですね。

12月19日(木)

ごはん 牛乳 ハンバーグバーベキューソース

花野菜サラダ(玉ねぎドレッシング) ミネストローネ

 サラダに入っている、もみの木のような形をした野菜は「ロマネスコ」という名前のカリフラワーです。普通のカリフラワーより甘みが強いのが特徴です。ブロッコリーやカリフラワーは「花野菜」と呼ばれ、花のつぼみの部分を食べる野菜です。つぼみには、花を咲かせるための栄養がたくさん詰まっています。クリスマスには、チキンやケーキなどおいしい食べ物をたくさん食べることがありますが、栄養のバランスを考えて、野菜もしっかり食べるようにしましょう。

12月16日(月)

マーボーめん(ソフトめん マーボー汁) 牛乳

揚げラビオリ 

切干大根のナムル(塩中華ドレッシング)

 今年の給食も残すところあと6日です。しっかり給食を食べて元気に過ごしましょう。

 切干大根は、冬にたくさんとれた大根を細く切り、天日で干して乾燥させた保存食材です。太陽の光を浴びることで、甘味が増し、骨や歯を丈夫にするカルシウムや貧血の予防効果がある鉄分の栄養価が生の大根よりも高くなります。また、おなかの調子を整える食物繊維が豊富に含まれています。切干大根には、見た目では想像ができないくらいのたくさんの栄養が詰まっています。苦手な人が多い食材ですが、ナムルにすると食べやすいかもしれません。シャキシャキとした食感も楽しみながら、おいしくいただきましょう。

12月17日(火)

ごはん 牛乳 さばのピリッとジャン

もやしとコーンのサラダ(和風クリーミードレッシング)

呉汁

 茨城県は全国トップのねぎの産地です。ねぎは昔から薬味として用いられるほか、寒い時期の鍋料理に欠かせない食材の一つです。関東では白い部分を食べる根深ねぎ(長ねぎ・白ねぎ)、関西では葉の部分を食べる葉ねぎが好まれています。根深ねぎは「土寄せ」というねぎが伸びるにしたがって、土をかけていく作業をすることで、日光を遮り、白いまま大きく育てていきます。

 ねぎの緑色の部分には、βカロテン、ビタミンCなどが豊富です。白い部分には香り成分が多く含まれており、食欲増進や疲労回復につながります。さらに抗菌、殺菌作用など様々な働きをします。寒い時期に体を温めてくれる効果もあります。常総市の生産者の方が手間ひまかけて育ててくれたねぎを食べて冬の寒さに負けず、元気に過ごしましょう。

12月12日(木)

塩だれ焼肉丼(ごはん 塩だれ焼肉丼の具) 牛乳

ちくわとキャベツの和え物(ノンエッグマヨネーズ)

かぶの味噌汁

 かぶは春の七草のひとつで「すずな」とも呼ばれています。名前に「すず」がついているのは、その丸い形が楽器の鈴に似ているためです。かぶと似た野菜に大根がありますが、大根は根を食べる野菜なのに対して、かぶは太くなった「茎」の部分を食べています。かぶは古くから日本にある野菜で、大きさも色も様々あり、100種類以上もあるといわれています。今日は味噌汁の中に入っています。旬の味をおいしくいただきました。

12月13日(金)

減塩献立

~毎月20日は「いばらき美味しおDay」です~

ごはん 牛乳 ヤンニョムチキン

大根と水菜のサラダ(ソイドレッシング)

中華コーンスープ

 水菜は京都原産の野菜で「京菜(きょうな)」とも呼ばれます。畑の作物と作物の間に水を引き入れて育てたことから、「水菜」と名付けられました。旬は12月から3月頃までで、京都では「水菜が並び始めると冬本番」といわれるほど、寒い時期に味がよくなります。京野菜として知られる水菜ですが、実は茨城県が生産量日本一を誇ります。

 水菜は、シャキシャキとし歯切れもよく、クセのない味わいが特徴です。その色合いからも淡色野菜と思われがちですが、緑黄色野菜であり、ビタミンやミネラルも豊富に含まれています。

12月10日(火)

ハヤシライス(ごはん ハヤシシチュー) 牛乳

豆腐ナゲット(2) ツナサラダ(イタリアンドレッシング)

 ハヤシライスの名前の由来は、「早矢仕(はやし)さんという人が考えた料理だから」という説もありますが、「ハッシュドビーフ・ウィズ・ライス」が変わって、ハヤシライスになったとも言われています。「ハッシュ」とは、細かく切ること、細かいものという意味があります。本来のハヤシライスには牛肉を使いますが、給食は鶏肉で作ってみました。おいしくいただきましょう。

12月11日(水)

コッペパン 牛乳 肉団子甘酢ソース(1.2.2.2)

コーンサラダ(イタリアンドレッシング)

クラムチャウダー

 今日の給食は、クラムチャウダーです。クラムチャウダーの「クラム」とは、あさりやはまぐりなどの二枚貝のことで、「チャウダー」はクリームスープのことです。「あさり」には、鉄分が多く含まれています。鉄分が不足すると、貧血になることがあります。体にとってとても大切な栄養素です。「スープにあさりが10個も入ってたよー」と声をかけてくれた児童は給食を完食したそうです。病気に負けない体をつくるために、好き嫌いなく食べられるといいですね。

12月6日(金)

カレーライス(麦ごはん チキンカレー) 牛乳

おさかなポテト ほうれん草のソテー

 今日はほうれん草のソテーです。給食では1年中登場していますが、一番おいしい時期(旬)は春・夏・秋・冬のいつでしょうか?…正解は「冬」です。寒さに強いほうれん草は、冬の冷たい空気にあたることで、栄養分をたくわえ、甘みが増します。また、冬に育ったほうれん草は、夏に育ったほうれん草の約3倍も多くビタミンCが含まれています。ビタミンCは、かぜをひきにくい体をつくる働きがある栄養素です。まだまだ寒い日が続きます。栄養がたっぷりつまった旬の食材を食べて元気に過ごしましょう。

12月9日(月)

鶏塩うどん(ソフトめん 鶏塩汁) 牛乳

焼き餃子(1.2.2.2) 根菜の炒め煮

 今日の小皿「根菜の炒め煮」には、さといもが使われています。さといもは、山にできる「やまいも」に対して里にできるので、「さといも」といわれるようになりました。また、田んぼでも作られるので、「()(いも)」というところもあるそうです。さといもは、親いもから子いも、孫いもとどんどん増えるので、子孫繁栄のおめでたい食べ物として平安時代からお正月料理に使われていたそうです。苦手な人が多いさといもですが、今が旬です。一口は食べてみましょう。

12月4日(水)

ホットドッグ(切れ目入りコッペパン ウインナートマトソース) 牛乳 ツナときのこのペンネ 根菜のポトフ

 今日はコッペパンにウインナーをはさんで、ホットドッグにして食べましょう。ホットドッグは直訳すると「温かい犬」ですが、これはホットドックの発祥の地であるアメリカで、姿、格好が胴長の犬のダックスフントに似ているところから「レッド・ホット・ダックスフント・ソーセージ」と呼ぶようになったのが始まりでした。しかし、これでは長くて言いにくいため、いつしかダックスフントがドッグとなり、『ホットドッグ』と略されて呼ばれるようになったそうです。

12月5日(木)

~ 常総市内統一献立 ~

ごはん 牛乳 ぶりフライ黒酢ソース 

切干大根の煮物 いものこ汁

 大根は春の七草のひとつ「すずしろ」として知られ、大昔から日本中で作られてきました。1年中出回っている大根ですが、旬は秋から冬で、全国各地にいろいろな色、形、大きさの大根があります。

 葉に近い部分ほど甘く、先に近い部分ほど辛みが強くなるので、先端は薬味や漬物に、葉に近い部分は、辛みが少ないのでサラダなどの生食に最適です。中央部分は、おでんやふろふき大根など煮物に向いています。

 大根は根の部分を食べる野菜ですが、葉や皮も食べられます。大根の葉には、根の部分にはないβカロテンをはじめ、ビタミンC、カルシウム、カリウム、鉄などがたっぷり含まれています。また、根の部分もビタミンCや消化を助けてくれるアミラーゼがたくさん含まれています。

 今月の大根は常総市産です。地元でとれたおいしい大根をいただきましょう。

12月2日(月)

肉味噌うどん(ソフトめん 肉味噌汁) 牛乳 

春巻き フルーツ杏仁豆腐

 12月になりました。だんだん寒くなってきて、かぜやインフルエンザなどの病気にかかる人が増えてきました。病気を予防するためには、十分な睡眠とバランスのよい食事、そして手洗い・うがいをきちんとすることが大切です。予防に効果的な栄養として、たんぱく質、ビタミンA、ビタミンCなどがあります。これらの栄養素は、感染症や寒さに対する抵抗力をつけ、ウイルスの侵入や広がりを防ぐ働きがあります。給食にはこれ以外の栄養もバランスよく含まれています。好き嫌いをしないで、いろいろな食べ物に挑戦しましょう!

12月3日(火)

~ 郷土料理(山梨県) ~

ごはん 牛乳 鶏肉の唐揚げ(2.2.2.3) 

ラーほー

 「ラーほー」は、山梨県の郷土料理である「ほうとう」をもっと気軽に、もっと多くの方に食べてもらいたい!という思いから開発した、ほうとうの麺にラーメンのスープを組み合わせた料理です。山梨県笛吹市の新しいご当地料理で、お店ごとに様々な味やトッピングのアレンジがあります。給食では、山梨県おすすめトッピングの一つである鶏肉の唐揚げを一緒に提供します。

 「じゃがいもとひじきの煮物」も山梨県で生まれた料理です。富士山の山開きの時期(7月1日)に、富士登山の安全と無事、暑い夏を健康に過ごせるよう祈願するものとして、富士山や神棚に供えたと伝えられています。100年以上前から食べられているこの「じゃがいもとひじきの煮物」は現在でも習慣として山開きの日には食べられるそうです。山梨県の郷土料理をおいしくいただきましょう。