2月の給食紹介
2月の給食献立を紹介します!
2月28日(水) ごはん 牛乳 はんぺんフライ(ソース) マーボー豆腐 わかめスープ わかめスープに入っている「わかめ」は、海藻です。わかめは、「海の野菜」ともいわれるように、野菜と同じく体の調子をよくしてくれるはたらきがあります。わかめはぬめりがあるのが特徴で、このぬるぬるは水溶性の食物繊維です。食物繊維には、おなかの調子をよくする働きがあります。ひじきやこんぶなどより食べやすく、味にくせがないので、汁物やサラダ等でたくさん食べてもらいたい食品です。 |
2月29日(木) チャンポンめん(中華めん チャンポンスープ) 牛乳 大根のピリ辛煮 きな粉揚げパン 今日はみなさんの好きな揚げパンです。きなこは大豆を炒って、皮をむいて粉にしたものです。炒ることにより、大豆の臭みが抜け、香ばしい香りになります。また、粉にすることで消化がよくなります。大豆は苦手でも、きなこなら食べられる人もいると思います。大豆と同じようにたんぱく質やカルシウムが多く含まれています。今日の揚げパンは、調理員さんがコッペパンを一つ一つ油で揚げて、きなこと砂糖をまぶしました。おいしく食べて、元気な体をつくりましょう。 |
2月26日(月) ~郷土料理 滋賀県~ ごはん 牛乳 わかさぎフリッター(2,2,2,3) 大根の浅漬け かしわのじゅんじゅん 滋賀県は、日本列島のほぼ真ん中にあります。日本最大の湖、琵琶湖が県土の約6分の1を占めていて、豊かな自然がたくさんあります。 「じゅんじゅん」とは、牛肉や鶏肉などすき焼き風に味付けした鍋料理のことで、ハレの日に食べられています。「じゅんじゅん」という名前は、具材を鍋で煮る際に出る音が「じゅんじゅん」と聞こえたことが由来とされています。昔から琵琶湖でとれるウナギやナマズなどと旬の野菜を一緒に煮込んで食べられてきました。鶏肉のことを「かしわ」と呼び、給食では鶏肉を使用した「かしわのじゅんじゅん」です。 また、わかさぎは全長10㎝前後の小さな淡水魚で、滋賀県の琵琶湖でもわかさぎ釣りができます。天ぷらやフライにするととてもおいしく、また頭から丸ごと食べられるため、カルシウムも十分に摂取できます。わかさぎは冬から春にかけてが産卵期で、その頃が一番味もよいです。旬の味を楽しみましょう。 |
2月27日(火) コッペパン 牛乳 ウインナーカレートマトソース イタリアンサラダ(イタリアンドレッシング) 白菜のクリームスープ 今日の献立は、豊岡小の6年生が考えた献立です。学習したことを生かして、いろいろな栄養素や食品を組み合わせていますね。さらに旬の食材である冬においしい白菜も取り入れていました。おいしくいただきましょう。6年生はほぼ完食でしたよ。 |
2月21日(水) ~ 減塩献立・常総市統一献立 ~ ごはん 牛乳 鶏肉の生姜焼き れんこんサラダ(和風クリーミードレッシング) 白菜とまいたけの味噌汁 レモンゼリー まいたけは、他のきのこ類に比べるとシャキシャキとした歯ごたえがあり、香りもよいきのこの仲間です。炒めものや鍋料理、天ぷらなど、いろいろな料理に使われます。「まいたけ」の名前の由来は、まいたけのカサがひらひらして、踊りを踊っている姿にみえることから「舞茸」という名前になった説と、まつたけよりおいしく、見つけると舞い上がるほどうれしいことから「舞茸」となった説があります。きのこは苦手な人が多い食材ですが、カルシウムの吸収を助けて骨や歯を丈夫にするビタミンDが豊富に含まれています。今日は味噌汁の具材にしました。 |
2月22日(木) きつねうどん(ソフトめん きつね汁) 牛乳 えびいか入りかき揚げ 白菜の塩昆布和え 白菜の塩昆布和えの塩昆布は、細く切った昆布を砂糖・しょうゆ・みりんなどでやわらかく煮て、最後に塩をまぶしたものです。昆布には、グルタミン酸といううま味成分が含まれているので、そのうま味も加わって、よりおいしい和え物になります。常総市産の白菜も冬の寒さから身を守るために、甘みが増しておいしくなっています。よくかんで、昆布や白菜のうまみを感じてみましょう。 |
2月19日(月) ごはん(わかめふりかけ) 牛乳 煮卵 小松菜の煮浸し おでん 大根は、形や色、大きさなどの違う、様々な品種が昔から全国各地で作られており、日本は生産量、消費量ともに世界一です。味噌汁や煮物、漬物、おでんや大根サラダまで、一年中引っ張りだこな野菜ですが、旬は冬です。みなさんが普段よく食べている大根は、首の部分が緑色の「青首大根」です。 大根の葉は緑黄色野菜で、食べることができます。根にはビタミンCやアミラーゼという成分が多く含まれ、消化を助けてくれるため、胃や腸にやさしい野菜です。また、細く切って天日に干した「切干大根」やたくあん漬けは、長く保存して食べることができます。今月の大根は常総市産です。寒さに負けないように甘みを増した大根を味わいました。 おでんは、煮物料理の一つです。だし汁に味をつけて、いろいろな種類の材料を入れて長い時間煮込んで作ります。おでんのはじまりは「田楽」という、焼いた豆腐やこんにゃく、野菜などに味噌をつけて食べるものでした。それが、江戸時代の終わり頃、煮て作るようになり、「おでん」と呼ぶようになったそうです。今日の給食では、かつお節と昆布でだしをとり、10種類の材料を入れて作りました。いろいろな材料からうまみが出ていました。 |
2月20日(火) 切れ目入りコッペパン 牛乳 揚げ餃子 焼きそば カットりんご 日本で焼きそばといえば、ソース味が代表的ですが、本場の中国では、ソースで味をつけません。焼きそばは中国語で「炒麺(チャオメン)」といいます。めんと野菜や肉などを別々に炒め、混ぜ合わせてから味をつける焼きそばと、めんを油で揚げパリパリにしたものに野菜や肉を炒めて、でん粉でとろみをつけたものをたっぷりとかけます。どちらも塩やしょうゆ、オイスターソースなどを使います。 給食の焼きそばは、見た目以上にキャベツがたっぷり入っています。調理員さんが大量のキャベツを洗い、大量の焼きそばめんや豚肉などと一緒に炒めて作ってくれます。1,500人分の焼きそばを作るのはとても大変なのです。人気のある料理ですが、調理員さんが一生懸命作ってくれた料理を感謝していただきましょう。 |
2月15日(木) あんかけうどん(ソフトめん あんかけ汁) 牛乳 春巻き ポテトサラダ 私は誰でしょうクイズです。①北海道でたくさん栽培されています。②ビタミンCがたっぷりです。③芽や緑色に変色した皮には毒があります。④男爵・メークイン・きたあかりなどの品種があります。⑤ポテチの原料です。…分かりましたか?正解は「じゃがいも」です。今日はポテトサラダにしました。このポテトサラダを作るために、給食センターでは約70㎏ものじゃがいもの皮をむき、芽をとって、切って、茹でて、マヨネーズで和えています。とても手間がかかるサラダです。ぜひ、おいしく食べてほしいです。 |
2月16日(金) ごはん 牛乳 ユーリンチー(2,2,2,3) キャベツとツナのサラダ(香味塩ドレッシング) もやしの中華卵スープ 今日の給食は、豊岡小の6年生が考えた献立です。家庭科の学習で栄養バランスのよい献立について学び、グループごとに給食の献立を考えました。学習したことを生かして、いろいろな栄養素や食品を組み合わせていますね。今月はあと1日、6年生が考えた献立が登場します。みなさんも6年生になったら、自分の考えた献立が給食に登場するかもしれません。今から、給食の献立がどんなふうに立てられているか献立表をよく見てみましょう。 |
2月13日(火) 米パン 牛乳 チキンナゲット(2,2,2,3) バジルジャーマンポテト コーンクリームスープ 今日の献立には、どこかに「豆」が隠れています。どこにいるかわかりますか?…正解はコーンクリームスープです。スープの中に「白いんげん豆」という豆をすりつぶして使っています。白いんげん豆には、手亡豆(てぼうまめ)や大福豆(おおふくまめ)という種類があります。豆が苦手な人も、形が見えなければおいしく食べられると思います。キャベツやにんじん、たまねぎがたくさん入った具だくさんのスープをおいしくいただきましょう。 |
2月14日(水) カレーライス(麦ごはん ポークカレー) 牛乳 オムレツ マカロニサラダ(たまねぎドレッシング) 今日はバレンタインです。バレンタインは、女性が男性にチョコレートを贈る習慣が日本では定着しています。しかし、世界では日本と違った習慣があるようです。アメリカでは、恋人や友人、家族がお互いにカードや花束などを贈ります。ヨーロッパやオーストラリアでは、男性から女性に赤いバラを贈るのが定番です。フィンランドでは「友情の日」とされ、恋人ではなく友人同士でプレゼントを贈るそうです。韓国では日本と同じで、女性から男性にチョコレートを贈ります。いろいろな文化があっておもしろいですね。今日は給食センターからみなさんに愛をこめてチョコプリンを贈ります。お返しにみんなからの「おいしかった」の声がたくさん聞けてうれしかったです! |
2月8日(木) ピリ辛味噌煮込みうどん(ソフトめん 味噌煮込み汁) 牛乳 肉まん ごぼうサラダ(ごまドレッシング) ごぼうサラダに入っている緑色の野菜は「菜の花」です。菜の花は、花が咲く前の柔らかいつぼみや茎、葉を食べる緑黄色野菜で、菜花とも呼ばれています。1~3月頃が旬で、春を告げる代表的な食べ物です。おひたしや和え物、天ぷらなどの料理にして食べられます。菜の花は少し苦みがあるのが特徴ですが、カロテンやビタミンC、カルシウム、鉄分など体に必要な栄養素がたくさん含まれています。旬の野菜を食べて、ビタミン・ミネラルをしっかりとりましょう! |
2月9日(金) ごはん 発酵乳 ハムステーキ いんげんのソテー ハッシュドチキン 今日は「しもつかれ」についてご紹介します。「しもつかれ」は、栃木県を代表する郷土料理の一つですが、北関東を中心に、茨城県の県西地域でも作られています。正月に食べた塩引き鮭の頭や、節分でまいた福豆の残りの大豆と根菜類を酒粕で煮込んだ、残り物を活用する先人の知恵が詰まった料理です。昔は初午(2月になって最初の午の日(2024年は2月12日))のときに稲荷神社に供えるものとして作られていました。呼び方も「しもつかれ」「すみつかれ」「しみつかれ」「つむつかれ」などさまざまです。大鍋で大量に作るからこそ味が出る料理といわれ、家庭ごとに材料も味も作り方も違います。そのため、余った「しもつかれ」は近所に配るのが習わしで、7軒分の「しもつかれ」を食べると病気をしないという言い伝えがあったそうです。独特の風味や見た目から、好みが分かれますが、ていねいに下ごしらえをして生臭さをおさえると、食べやすくなります。給食には出ませんが、機会があったら味を見てみましょう。地域に伝わる郷土料理を受け継いでいきたいですね。 |
2月5日(月) ごはん 牛乳 めばるの竜田揚げ 白菜のうま煮 高野豆腐の味噌汁 日本では昔から、まじめなことや体が丈夫なことを「まめ」といいます。「まめに働く」「まめに暮らす」「まめな人」といった言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。これは、豆が大変栄養があるものとして、昔から日本人に親しまれてきた表れでもあります。特に大豆は「畑の肉」といわれるほど栄養豊富で、さまざまな形に加工されて、私たちの食生活を支えています。給食でもたくさん大豆製品を取り入れています。どんな姿に変身しているか、探してみましょう。 |
2月7日(水) ごはん 牛乳 肉団子甘酢あんかけ(2,2,2,3) 八宝菜 フルーツ甘夏ゼリー和え 今日の八宝菜に入っている黒くて細長い食べ物は何でしょうか?これは「きくらげ」です。きくらげはどこでとれるか知っていますか。「くらげ」というので海でとれるのでしょうか。実はきくらげは、しめじやしいたけと同じきのこの仲間なので、木に生えます。形が人の耳に似ているので、漢字で「木」の「耳」と書いて、きくらげと読みます。きくらげのコリコリとした食感を楽しみましょう。 |
2月1日(木) ~ 節分 献立 ~ ごはん 牛乳 いわしのかば焼き 肉じゃが かみなり汁 福豆 「節分」とは、季節の変わり目の日のことです。もともとは「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日を指していましたが、今では「立春」の前の日を「節分」といいます。今年は2月3日です。冬から春へと季節が移り変わる「立春」は、お正月と同じように1年が始まる重要な日と考えられており、その前日の節分は大晦日のような位置づけで、特に大切にしてきました。 節分の日には、豆まきをして、災いをもたらすとされる鬼を追い払い、「福」を呼び込む行事が行われます。他にも、いわしの頭をひいらぎの枝に刺して、玄関に飾る風習もあります。また、福豆を自分の年齢の数だけ食べると、1年間を健康に過ごせるともいわれています。昔から伝わる伝統的な行事を、これからも大切に受け継いでいきましょう。 |
2月2日(金) ごはん(韓国のり) 牛乳 肉シューマイ(2,2,2,3) 白菜のおかか和え けんちん汁 のりは、昔から日本で食べられてきた食べ物です。「のり」という言葉は「ぬるぬるする」という意味の「ぬら」が変化して「のり」になったといわれています。「海の緑黄色野菜」と言われるくらい、ビタミンなどの栄養素がギュッとつまっていて、髪の毛のつやをよくしたり、貧血を予防したり、皮膚や粘膜を守ってくれるはたらきもあります。今では、おすしなどの日本食が世界で食べられるようになり、日本以外でも注目されるようになりました。今日はごま油と塩で味付けされた「韓国のり」です。いつもはごはんを残してしまう児童も、のりと一緒に全部食べられたようです。 |