11/14(月)1年生音楽「情景の変化を曲想とかかわらせて聴こう!」の学習の様子です。『ブルタバ(モルダウ)』という曲の鑑賞の学習です。
『ブルタバ(モルダウ)』は、チェコの国民的作曲家スメタナ(B.Smetana/1824~1884)による連作交響詩「わが祖国」第2曲です。約12分間にわたり,モルダウ川の源流からプラハ市内へと続く,上流から下流への川の情景が非常に鮮明に描写されています。

まずチェコの山奥深いモルダウ川の水源から雪が溶けて水が集まっていく様子が描かれ,森を抜け,勇壮な狩人が横切る。そして角笛が響き渡り,村の結婚式の傍を行き過ぎ,月明かりの静寂の中,水辺を妖精が舞い踊る。やがて徐々に水量が増えていき,突然の急流に水しぶきが上がる。いよいよプラハ市内に入り,勇壮な古城を讃えるかのごとく華やかな演奏が続き,そしてモルダウ川はプラハ市内を抜け悠然と流れ続けていく・・・
曲の強弱,速度,リズムや,フルートやクラリネット,ヴァイオリン,オーボエなどの音色に耳を傾け,映像を観ながら情景の変化を曲想とかかわらせて聴く学習にどの生徒も真剣に取り組みました。

生徒の皆さん,合唱曲としても有名な曲ですので,そちらもぜひ聴いてみてください。