9/25 復興激励会(その1)
9/25(金)6時間目に,「がんばろう!鬼怒中~復興激励会」が開かれました。体育祭や市内新人戦が中止となった思いをプラス方向に向け,今回の災害をみんなで乗り越え,急遽,生徒会が企画した集会です。
初めに体育祭実行委員長のN.Hさんが,集会の目的を話し,次にM.Yさんが生徒会長としてみんなに呼びかけました。
2人の声が静かな体育館に響き,気持ちがみんなに伝わりました。
【体育祭実行委員長 N.Hさんのあいさつ】
今日,このような会を開いた理由は,体育祭が中止になったこと,また,新人戦が無くなったからです。体育祭は3年生は最後だったので,悔しい思いをしたり,やりたかったと思った人がたくさんいたと思います。練習から各団が一丸となり,気合を入れて頑張っていたのを何度も見ました。実行委員も最高の体育祭にしようと頑張ってきました。常総市全ての学校が体育祭を行えず,市内の3年生は皆,悔しいと思います。
また,新人戦に向け,1,2年生は気持ちを一つにし,練習から勝つ気で頑張ってきたと思います。
今,常総市は災害に遭い,地域の方々や皆さんが苦しい思いをしていると思います。苦しい時こそ,自分を強くする機会だと思います。今は,常総市が一丸となり,助け合っていく時です。体育祭や新人戦ができず悔しいなど,様々な思いを持っていると思いますが,鬼怒中生が気持ちを一つにし,現状を受け止め,一人一人がしっかりと行動するべきだと思います。
【生徒会長 M.Yさんのあいさつ】
今回のこの災害で,皆さんは様々な体験したと思います。僕は,この鬼怒川決壊で,自分の家が1mくらい床上浸水しました。その日からは避難した親戚の家で過ごしました。
片付けが始まった日,僕はとても悲惨な状況を目の当たりにしました。初めて水害の恐ろしさを感じました。このような経験をした人もいると思います。
片付けが始まった次の日から,親戚や親の友人,ボランティアの方々が来てくれました。僕はボランティアの方などが片付けてくれている姿を見て感動しました。とてもありがたかったです。
この2週間の間で,いろいろな方のおかげで,家も少しずついつも通りに戻ってきましたが,生活環境が変わり,今は1からのスタートと思って生活を送っています。
この水害で,自分の周りには支えてくれる人がたくさんいると感じました。それは皆さんも同じはずです。皆さん1人1人にも支えてくれる人がたくさんいます。元の生活に戻るにはまだ時間がかかると思いますが,みんなで手を取り合って頑張っていきましょう。
2人の話に続き,体育祭の各応援団員が自分の思いを団員に話しました。